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RG GUNDAM改修

"RX-78-3 GUNDAM[G3]"


今回の作品は、2005年に製作した 「MG OYWガンダム G-3」のオリジナルカラーリングを2011年バージョンで仕上げました。

オリジナル といっても、みなさんご存知のように、元はMG誌のνガンダム作例を参考にしています。
当時も書いていますが

「ガンダム2号機(G2)をマグネットコーティングする為のテストヘッドのG3を、アムロのG2の実戦データを基にさらにテストを繰り返しRX-78の究極体を目指した機体。ア・バオア・クー戦で戦争集結したためアムロの手には渡らなかったが、2号機を失ったアムロに届けられる予定だったと言われている。また、ア・バオア・クー戦でアムロが乗った機体はこの機体だったと言う説もあるが定かではない。」

というオリジナル設定を頭に置き、カラーリングはMG誌のνガンダム[九龍氏の作例](ヒストリーメーカーズ)を参考に、このカラーリングはデフォで存在したと仮定し、ラインをνの曲線的から直線的に変更し、機体デザイン・開発時期の「流れ」を意識してみました。


丁度参考にしたMG誌の表紙に、前作の1/100MG作例と1/144の新バージョンが載っています



今回は、この新バージョンのパターンをアレンジし、ブルー基調で2色を配色し、さらに前作では「a」マークはあえてつけなかったのですが、こちらも直線にアレンジしたものをシールド、および左肩に入れました。
一見わかりにくいですが、前作はνの作例のパターンを直線的にアレンジし、そのままの情報を入れて行ったのですが、やはり本体が「RX-78」ですので、そのままではあわない?と思う部分も現在の目で見ると感じたので、さらにアレンジして(特にフロントスカートアーマーのデザイン)みました。

ヘリウムコアも、今回は「黄色」にすることで、前作の胸部ダクトだけ黄色の配色とはイメージを変えてきます。
νは各ダクトやノズル、爪等など、各部に黄色がちりばめられているのですが、78はそれがないためあえて黄色を増やしてみました。

さらに、ひじ関節の塗りわけはお台場とは違い、「金」で塗りわけ、脚のひざ裏も「金」にて塗りわけることで、黄色関係の色合いを増やしています。
見た目に印象が変わるのでやってみましたが、当然マスキング地獄です(^^;

本体は基本的に精度アップや細かい部分の調整、金属パーツによるバルカン等の精密化、メインカメラの二重化など、徹底改修 というものではありませんが、RGのパーツ数を面だし、スジボリの彫りなおし等など
かなり大変でした。

さらにRGはほぼマスキング不要 なのですが、このカラーリングのため、マスキング地獄にw
細かい部分でいうと、バックパックのマルイチモールド ここはRGのままで底面が塗り分けられているのですが、キットは底面が白、マルイチがバックパックカラーなのです。
そこをあえて底面グレー、マルイチは白 というめんどくさいこともしています^^;
あとは、各部関節のマルイチモールドは、オリジンのG3(マグネットコーティング)が銀色のふたみたいになっていたのですが、それは似合わないとおもい、底面をアイアンで塗り分けています。
画像ではフレーム色なので、わかりにくいですが、光が当たると銀色に見えます(^^)

細かい画像月説明やノーマルキット比較画像などをページ下にリンクしておりますので、最後まで見ていただければ幸いです。

◆塗装(G=ガンダムカラー、F=フィニッシャーズ、C=クレオス)
○ホワイト
Fファンデーションホワイト+Fピュアブラック
○青
Fラベンダー+Fホワイト少々
○青(濃)
Fラベンダー
○グレー各色
Fファンデーションホワイト+Fピュアブラック
の比率変更で数色。
筋彫り堂 グラファイトベースメジアム
筋彫り堂 グラファイトベースメジアム+Fファンデーションホワイト比率変え2色

○スミ入れ
エナメルカラー2〜3色で行いました。
○トップコート
Fスーパーフラットコート

デカールはガンダムデカール、ヴェルテクスデカール、オリジナル製作したものを使用。
                 あとがき

RG第一段の「RX-78ガンダム」ですが、発売前は「1/144でこのギミックとかどうなんだろう」と感じておりましたが、いやはや巣晴らしいキットですね。 組むだけでも塗りわけや可動、そしてベストプロポーションな「ガンダム」が誰でも手に入ります。
あるいみ「モデラー泣かせ」なキットなのですが(最近こういうキットが多くておもしろくないw)当然きっちりと仕上げるにはそれ相応の技術と時間を要します。さらにトリコロールはすでに何名かの友人モデラーもすごいのを作ってらっしゃるので、ぼくはあえてノーマルのトリコロールではないカラーリングにこだわりました。
2005年に初めてこのカラーを採用したときに、もちろん好き嫌いはあるかとおもいますが、「良い」と言うご意見ももらいましたし、何より自身で気に入っているのでぜひともやろう!とおもっておりました。
そこになんと言うタイミングのいいことでしょうか。MG誌でνの2011年バージョンが掲載 これは!ということで、色々参考にさせてもらい、新たにアレンジして制作となりました。
もちろん、大きな改造などは今回しておりませんが、各面だしやスジボリ、精度アップ等などかなり時間がかかってしまいました。
結果として満足のいく仕上がりとなったと思っております。(^^)
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RG GUNDAM ACTION IMAGE1
RG GUNDAM ActeinImage2